村上躍展を開催いたします

村上躍展を開催いたします

うつわ祥見KAMAKURA扇ヶ谷では、この度、長野県で作陶する陶器作家・村上躍の個展を開催いたします。

手びねりの手法で時間をかけて作られる作品は、気品と静謐さを纓い、多くの魅力にあふれます。

鎌倉で2年ぶりの開催となる本展では、自身の作陶の原点である碗や茶器、酒器などのうつわと、空間に余顔をもたらす花入など、深い洞察力と美意識から生み出される作品をご紹介いたします。

美しいかたちから聴こえくる静かな音に耳を澄ませていただけたら幸いです。どうぞこの機会にご高覧ください。


器による作品を作り始めてから、20数年が経ちました。
その間、あえて手びねりという原始的な技法を用いて作品を作り続けてきたのは、一見対立するように見える異なる要素、例えば『重厚さと軽快さ』『緊張と弛緩』などを、1つの器に組み込んだ両義性のある器を作るために、手びねりという技法が最も適していたからです。そして何よりも、ひとつずつ、土と向き合いながら作る時間の流れが、私自身の時間の流れと合っていたからでしょう。作品として自立した存在感を持ちながら、同時に道具としての機能を有する器。手びねりという技法、道具としての器、機能性、それらについて思考したとき立ち現れてくる形。それこそが、私の中の器の『原形』なのではないかと考えています。
  村上 躍

Yaku   Murakami
1967 年 東京都生まれ。
1992 年 武蔵野美術大学短期大学部専攻科工芸デザインコース卒業。 造形作家として制作発表を始める。 1998 年 神奈川県にて陶器の制作を開始。 2020 年 長野県に工房を移転。 

村上躍展   

会期:2025年9月20日(土)〜9月28日(日)

作家在廊日:9月20日(土)会期中無休

会場:うつわ祥見KAMAKURA 扇ヶ谷

住所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷2丁目13-2(JR横須賀線鎌倉駅西口下車 徒歩13分)

電話:0467-53-8933

営業時間:12時〜18時(展覧会開催期間以外は不定休)