『うつわ かたちⅡ うつくしい うつわ』が刊行されます

うつわ祥見 KAMAKURA・代表の祥見知生が企画、編著を手掛けた書籍『うつわ かたちII うつくしい うつわ』(発行元/株式会社ADP)が、2024年1月13日に刊行されます。

2016年に発刊され、ヨーロッパを中心に読者の支持を集めた『うつわ かたち』の第二弾。うつわ作家17名の作品を、3年以上の歳月をかけて制作された一冊。

土と向き合い、ひたむきな作陶の営みのなかで作られたうつわには、作り手の心が宿り、心に響く確かなものが存在します。表層ではない奥深くに、情緒や情感、しみじみとした美しさを内包する魅力的なうつわの数々を、写真家・西部裕介氏が捉えたドラマティックな写真とともに紹介。日本語と英語を併記したグローバルデザインとなっており、「Voice of the Ceramic Artist」と題したインタビューでは、人の手に包まれるうつわの美しさを、作り手自身の言葉から伝える構成となっています。

碗、皿、茶器、徳利、壺など、それぞれの美しさを抱く、現代作家によるうつわ約90点を掲載しています。

 

掲載作家

青木亮、荒川真吾、安齊賢太、岩崎龍二、尾形アツシ、小野象平、小野哲平、河合竜彦、寒川義雄、小林徹也、境知子、田宮亜紀、田村文宏、八田亨、村上躍、森岡由利子、吉田崇昭

 

インタビュー掲載

荒川真吾、安齊賢太、岩崎龍二、尾形アツシ、小野象平、小野哲平、寒川義雄、小林徹也、田村文宏、田宮亜紀、八田亨、森岡由利子

 

著者略歴

祥見知生(しょうけん ともお)

ギャラリスト、編集者、キュレーター、うつわ祥見 KAMAKURA代表。鎌倉を拠点に、食べる道具の美しさを伝えるテーマ性のある器の展覧会を開く。近年は国内ばかりではなく、NYやパリ、トロント、上海、景徳鎮、台湾など、海外の展覧会を数多く手掛けている。

著書に『うつわ日和。』『DVDブック うつわびと小野哲平』(ラトルズ)、『日々の器』『うつわを愛する』(河出書房新社)『うつわと一日』(港の人)など。企画・編集の仕事に『LIVE 器と料理』『TEPPEI ONO』(青幻舎)、『青木亮』、クロヌマタカトシ作品集 『境界 boundary』(ADP)などがある。

 

『うつわ かたちⅡ うつくしい うつわ APANESE CERAMICS AND FORMS THE BEAUTY WITHIN』

定価 本体3,500円+税

発行日 2024年1月13日

著者 祥見知生

撮影 西部裕介

ブックデザイン 橋詰冬樹

サイズ 天地273ミリ×左右215ミリ

頁数 160頁、作品頁:フルカラー

製本 並製本、ジャケット装

テキスト Japanese & English

書籍コード ISBN978-4-903348-69-8 C0072