東京・銀座GINZA SIX CIBONE CASEにて 矢尾板克則展が開催されます
CIBONE CASEにて 新潟県長岡で作陶をする矢尾板克則の個展が開催されます。
今年はSHOKEN IZUで小屋展を開催、新作の箱作品など、さらにユルく進化するヤオイタワールド。この度は久しぶりに東京・銀座GINZA SIX CIBONE CASEにて個展を開催致します。うつわも,小屋も、箱も、新作のアート作品も、矢尾板克則ならではの世界観に浸り、ゆっくりとご覧いただく機会です。ぜひお出かけください。
彼のつくる作品は、フリルのような誰にでも愛される絵柄、個人の趣向が色濃く詰まったような絵柄、もう何年もの間、人に忘れられてしまったかのような、懐かしくも寂しさも感じられる哀愁あふれる絵柄と、
誰かの記憶をなぞるような生々しい感情がうずまく人間絵巻のようなものが見てとられます。
笑ったり、時には泣いたり、
希望や不安なんてものも当然、人間の生きるということの中に当たり前にある日常と感情、
彼はその生々しさを実にポップにそして少しシニカルに土にこめています。
幾重にも塗り重ねられた色化粧の土の塊に、私たちは無性に惹かれ、そこにある何かの風景を思い浮かべ、それぞれの矢尾板のうつわを愛でる人生を歩み始めるのでしょう。
矢尾板克則展
会期2023年10月27日(金)‐11月19日(日)
Photo : 大社優子