展覧会 2011

はじめましての器、そば猪口と小皿展 東京

はじめましての器、そば猪口と小皿展
会期・場所
会期 2011年3月1日(火) ~ 4月2日(土)
出展作家 石田誠 尾形アツシ 浅井純介 小野哲平  小山乃文彦  須藤拓也
須田二郎 寒川義雄 竹花正弘 田谷直子 鶴見宗次 広川絵麻 深田容子
村田森 横山拓也 吉岡萬理 吉田直嗣 矢尾板克則 
場所 馬喰町ART&EAT
東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル202 TEL/FAX:03-6413-8049
website馬喰町ART&EAT
 
手のひらに器を包むとき、
わたしたちは、なつかしい時のなかにいる。
積み重ねていく、日々。
どこかにあるのではなく、
手のひらに包まれるもののなかにある暮し、器と時間。
「はじめまして」「こんにちからよろしく」。
そば猪口と小皿をテーブルに置いてみる。
そこから、ゆっくり始まる、ものがたりがある。 

吉田直嗣さんが兄・ヨシダカツユキさんと取り組んだ二人展。
白いシャツと器の美しい展覧会。

本展によせて
器は一つの用途に限らず、日々、多くの場面で使ってこそ
手に馴染み、道具としての親しみや愛着が深まっていくものです。
なかでも、そば猪口はコーヒーやお酒などの飲み物、
そして小鉢として料理にも使える頼もしい器。
小皿との組み合わせを考えると、より多様使いが楽しめます。
本展では18名の作り手による「そば猪口と小皿」の器が一同に集います。
粉引き、刷毛目、紅毛手、織部、灰釉、色絵など。
小さな器から新しい作り手との出会いが生まれるかもしれません。
器を選ぶときに知識は必要ではありません。
器は特別なものではなく、アートと同じように、自分が好きかどうかで選ぶもの。
「食とアート」の空間でゆっくりと、手に包み、会話を楽しむように器を選んでください。
また、親しい人を思いやり、そば猪口と小皿を組み合わせて贈り物に・・・。
春に向けて新しい生活を送る方へ想いを伝えられるかもしれません。
食べたり、飲んだり、慈しんだり。器と出会い、そこから始まる時間があります。
ともに暮す器を選ぶ楽しさに満ちた「はじめまして」がたくさん生まれますように。
どうぞゆっくりと、お訪ねください。
                                 祥見知生

はじめましての器、そば猪口と小皿展

はじめましての器、そば猪口と小皿展

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