2005年に急逝した陶芸家青木亮の作品集。100点を紹介。日本語・英語のバイリンガル表記。葛西薫デザイン。巻末に当時の関係者による証言をもとにした年表を収録。陶芸家・青木亮は、粉引、刷毛目を中心に、焼締、白釉、鉄釉など、多彩な表現の焼きものに取り組みました。生前、作家は、気に入った作品を手元にいくつか残して、いずれ販売を目的としない作品展の開催を希望しておりました。没後15年となる今年・2020年3月、陶芸を学んだ瀬戸の地、愛知県陶磁美術館ギャラリーでの「青木亮 Aoki Ryo」展の開催を機に『青木亮 Aoki Ryo』が発刊されました。
3年にわたり、奥様の青木祥子氏のご協力のもと、工房に残されている作品を撮影し、葛西薫氏デザインによる作品集が完成いたしました。掲載作品は、3月愛知県陶磁美術館ギャラリーでの「青木亮 Aoki Ryo」展にて展示されました。