CIBONE  CASEにて、田宮亜紀展 「 焼きものへ還る Vol.2 AKI TAMIYA」が開催されます

CIBONE  CASEにて、田宮亜紀展が開催されます。焼締にこだわり、作陶を続ける女性作家のしごとをぜひご覧ください。彼女の作品のほとんどが薪窯焼成によるもので、その姿は焼きものへ還る Vol.1でも多くの方に深くたどり着くことができました。今年も素朴で無垢な輝きを放つ作品が集います。ぜひこの機会にお出かけになり、ご覧ください。

 

焼きものへ還る Vol.2

AKI TAMIYA

2021年10月16日 (土) – 11月3 日(水)

作家在廊日:10月16日 (土) 11:00 – 18:00、17日(日)13:00 – 17:00

会場 CIBONE CASE
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F
営業時間:10:30-20:30
tel:03-5537-3101
http://www.cibone.com/

 

田宮亜紀と焼きものの間(ま)に感じること。

作品の魅力である素朴なかたちは、作り手が土の無邪気さをよくわかっていて、そして生命力にあふれた力強さからは、土を深く想い、愛しているのだということが伝わってきます。

とても印象深く、忘れられない彼女の言葉があります。

永い時間とともに、土が様々な変化を重ね、作り手の手元にやってきて、形作り、焼成され、かたちになる。

その土の来歴にいとおしさを感じる、と。

田宮亜紀と土の間はとても純粋な関係性で、決して奢らず、土の変化に本人自身が、一番驚かされ感銘を受け、そして喜びにあふれた表情でその魅力を語ります。

彼女とともに過ごす時間には、そんな光景が当たり前のように存在し、わたしたちは焼きものの力を思い知らされるとともに、田宮亜紀という作り手とその作品に触れていただきたい、と強く願っています。

 

企画協力:祥見知生 うつわ祥見KAMAKURA

photo by Yusuke Nishibe