CIBONE aoyamaにて BORDERLESS 開催
約1ヶ月にわたり、東京・外苑前のCIBONE aoyama にて、BORDERLESSをテーマに展覧会を行います。会期前半1月中は小野象平の新作500点、2月からは8名の作り手の作品をご覧いただきます。
ぜひお出かけください。
BORDERLESS
1月17日(水) – 1月31日(水) 小野象平
在廊日 1月20日(土) 、1月21日(日) *2月1日以降も作品の展示販売あり
2月1日(木) – 2月13日(火)
浅井庸佑 / 石田 誠 / 寒川義雄 / 郡司庸久・郡司慶子 / 永島義教 / 田宮亜紀 / 安永正臣
BORDERLESSによせて
作り手の作品を手にするとき、そこに作り手が確かにいる、ということを感じられることがある。
あたたかみや優しさ、という数値にして示すことができないものを
「もの」は静かに伝えてくれている。
人々が国境について口にするときよく言われる例えだが、おそらく本来、すべてのものに境というものは存在しない。
もしあるとしたら、それを作っているのは人間の心のほうだと。
作り手の仕事を間近にみて、彼らは自身が見つめている地平線を越えて行こうとしているのだ、と
思うことがある。
ものつくりは、どこまで行っても終わりがない。
たどり着くところはそれぞれでも、彼や彼女の見ている彼方(かなた)を
ともに感じられるとき、それらは輝き、やがて、手触りのあるものがたりを紡ぎだす。
Place